食物繊維の効能

食物繊維は、エネルギーがほとんどないことから 胃や腸から消化酵素の分泌を促進させる物理的性質があり 便の量が増え大腸の働きを活発にし、便秘の解消にも効果的です。 また、コレステロール値を下げ、心臓病の予防効果もあります。
アメリカ糖尿病学会は、糖尿病の治療法として、 インスリン分泌の上昇効果があることから、 食物繊維を食事療法に積極的に取り入れる事で、 健康維持に効果があるとしています。 他に発癌性のある化学物質を取り除き、喉頭癌や口腔癌、食道癌、 胃癌のリスクを下げると考えられ、 血液中のコレステロール量を減らす効果が期待できます。
食物繊維は大きく2種類にわけられて 不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。 不溶性食物繊維は、繊維素、半繊維素等の穀物及び大豆の皮の中に含まれ、 水溶性食物繊維は、果物や昆布、海苔の中に含まれています。 現代人は食物繊維不足と言われていますが、食物繊維の理想的摂取量は 一日当たり20〜25グラムとされています。
白米や白い小麦粉より、玄米など全粒穀物のほうが食物繊維は豊富です。 発芽玄米は玄米より食べやすいうえに栄養価が高く、 神経や筋肉の働きを調節し、腸の働きを高めるビタミンB群を多く含みます。

食物繊維を含む果物

食物繊維を豊富に含む果物は、すもも、バナナ、梨、いちご、 リンゴ、グレープフルーツ、キウイです。
果物の中でもキウイは、たんぱく質分解酵素のアクチニジンが含まれ、 悪玉菌のエサとなる異種たんぱく質を分解してくれます。
糖尿病の食事療法は、血糖のコントロールが基本です。
必要なエネルギーと栄養素を過不足なくとり、過剰な摂取をさけることが必要で 特に、エネルギー量が少なく、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な食品を 積極的に食べることが推奨されています。
果物を毎日食べる事は健康にとても大切なことなのです。
食物繊維を多く含む食品レシピは、ご飯なら白米を玄米や雑穀入りに、 パンでは全粒粉やライ麦入りパンにするといいでしょう。
またはシリアルを利用するなど食物繊維を増やす工夫をしましょう。
種類によって機能が異なるのでいろいろな食品を組み合わせるのが効果的です。